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「京都マラソン2018」に行ってきました!

今回は、「京都マラソン2018」に行ってきました。昨年に引き続き、今年もオムロンはゴールドパートナーとして協賛、130台のAEDの貸し出しのほか、ブースでの展示・救急救命講座などを行っています。今年は救急対応という裏側にクローズアップして本大会をリポートしたいと思います!

万全のサポート体制のおかげで、今年も事故ゼロ

前日は雪が舞った京都市内ですが……

金色のメダル

優勝者にのみ送られる金色のメダル。今年は誰の手に?

芝生の上に残った雪の痕跡

グラウンドの芝生には、前日降った雪の痕跡が!

マラソンがスタート

無事にマラソンがスタート! 門川大作 京都市長をはじめ、応援大使の皆さんに見送られて会場をあとに

厳しい寒さが続いた2月でしたが、「ついに明日は京都マラソン!」という2月17日の夜、京都市内ではなんと雪が! 明日の天気は大丈夫かな?

そんな心配をよそに当日は快晴。早朝こそ曇天でしたが、開会式が始まる頃にはしっかりと晴れてきました。気温は少し肌寒く、グラウンドの芝生には昨夜降った雪の名残も……。ただし風は強くないので、マラソンをするには悪くないコンディションです。

門川大作 京都市長の号砲によって、まずは8時55分に車いす競技がスタート。続いて、9時ちょうどにフルマラソンもスタートを切りました! 記者も急いで追いかけます。

オムロンも応援

家ゆるキャラとともにオムロンのAEDもランナーの無事を願って見送る

ゆるキャラとともにオムロンのAEDもランナーの無事を願って見送る

最初の山場となるのは嵐山。まずは車いすの皆さんが、スタートから10数分ほどで到着。車いすランナーはここでゴールとなります。6.1kmとはいえ、やっぱり速いですね。

続いて、10分と間を開けずフルマラソンの皆さんも現れました。スタートから20分ほどで先頭ランナーが通過と、こちらも車いすに負けず速い! ランナーの皆さんが颯爽と駆け抜けていくその角にも、もちろんありました、救護所。今年もオムロンは各救護所や、自転車に乗った救護スタッフ「移動救護サポーター」、コース上でランナーを見守る「待機救護サポーター」などのために、AED「HDF-3500」を130台貸し出しています。

15カ所ある救護所には、AEDのほか、医師・看護師やボランティアの救護スタッフの方々も多数待機しており、万一の事態にも安心です。コース上には400メートルごとにAEDが設置されていて、ランナーに何かあっても万全の体制が整っていますが、できればAEDが使われることなく無事に大会が終わることを願うばかりです。

多くの外国人も写真を撮っていた

いかにも日本的な風景とランナーという取り合わせに、多くの外国人も写真を撮っていた

次の山場となる仁和寺前には、オムロン社員が社名ロゴの入った旗とともに応援で待機。ランナーの皆さんに声援を送ります。ここは、立派な門構えの歴史的建造物「二王門」を背景にランナーが疾走する姿が絵になることと、嵐山線の駅から比較的近いことから、多くの人が沿道に集まって応援していました。声援を受けたランナーが駆け寄って、みんなにハイタッチするなど、まだ序盤ということで余裕もあり、皆さん盛り上がっています。よく見ると、外国のテレビクルーも多数控えていることから、多くの外国人の方もマラソンに参加していることが伺えます。英語、中国語、韓国語、ドイツ語など、さまざまな言葉が聞こえてきたのが印象的でした。

救護スタッフが大活躍!

真剣なまなざしでランナーの様子を見つめる救護スタッフとオムロンのAED

真剣なまなざしでランナーの様子を見つめる救護スタッフとオムロンのAED

移動救護サポーターも待機

移動救護サポーターも待機で、ここでも万全の体制

さて、コース後半となる賀茂川の河川敷ですが、ここにももちろん救護所が! オムロンのAEDとともに、救護スタッフの皆さんはランナーが走る様子を真剣に見つめていました。この広い河川敷のどこで問題が起きても駆けつけられるよう、近くには自転車にAEDを積んだ移動救護サポーターも待機しています。

体調を崩したランナーを迎え入れる救護スタッフと、体調不良を訴える別のランナーのもとへ駆けつける看護師たち

体調を崩したランナーを迎え入れる救護スタッフ(左)と、体調不良を訴える別のランナーのもとへ駆けつける看護師たち(右)

そこへ体調を崩したランナーが現れました。皆さん手際よく救護。それぞれの役割分担がしっかりしていて、対処がとてもスムーズでした。これなら具合が悪くなったランナーが複数いてもすぐに対応できそうです。その救護の最中に、また別のランナーが体調を悪くしたもよう。看護師さんたちが車いすを押して現場に走ります。

今回感じたのは、思っていたより多くのランナーが救護スタッフのお世話になっている、ということ。皆さんが楽しみながら無事に大会を終えられるのも、こうした救護体制がしっかりしているからなんですね。ちなみに今回は、374件の救護事案に対応したそうです。

英語が話せるスタッフの背中には「ENGLISH」の文字が

英語が話せるスタッフの背中には「ENGLISH」の文字が。ほかにも中国語など複数の言語の表示を見かけた

ところで、京都マラソンといえばマラソンイベントとしても大きな大会。しかも、京都は世界的に有名な観光名所とあって、さまざまな国からランナーが参加しています。今回は、なんと5大陸45の国と地域から、2000人を超える参加があったといいます。そんなイベントで外国からの参加者が体調を悪くしたら……。でも、ご安心ください。救護スタッフのなかには、「ENGLISH」「中文」などと言語名が記されたウェアを着ている人がいて、それぞれの言語で応対していました。なかには2カ国語を話せる人もいましたよ。

最後の最後まで気は抜けない!

ゴールで待機する医師たち。「ファーストエイド・サポーター」としてオムロンもお手伝い

ゴールで待機する医師たち。「ファーストエイド・サポーター」としてオムロンもお手伝い。果たして、結果は……?

そして、ついにフィニッシュ地点の平安神宮にたどり着きました。フィニッシュ会場でも、具合が悪くなったランナーを救護できる万全の体制で、皆さんの帰りを待ちます。

フィニッシュ地点は、ゴールの安堵感から倒れ込むランナーが続出するところ。医師や看護師を含む救護スタッフが、ゴールした一人ひとりの様子を確認しています。及ばずながらオムロンも「ファーストエイド・サポーター」としてお手伝い。フィニッシュ地点だけでなく、ゴール後に休憩や着替えのために用意されている場所にも、具合の悪い人がいないかチェックします。

倒れたランナーをスムーズな連携で救護する医療スタッフ

倒れたランナーをスムーズな連携で救護する医療スタッフ

オムロンのAED「HDF-3500」も、万一に備えて救護所で待機

オムロンのAED「HDF-3500」も、万一に備えて救護所で待機

すると、フィニッシュ地点で倒れ込む人が! 素早く医師が駆けつけて容体を確認、と同時に救護スタッフが傷病者を運ぶための車いすを用意。倒れたランナーを慎重に乗せて救護所に運びます。こんな緊迫した場面でも、慌てることなくとてもスムーズな連携で感心しました。

こうしたイベントでは、本人も気づかないうちに自身の限界を超えていることが多いもの。実際にゴールシーンを眺めていると、力を使い切って立ち上がれないというランナーも少なくありません。そんなときでも、このような連係プレーで救護が行われれば安心ですね。

ここにも注目! ~ こんなこともありました ~京都マラソンは前日もアツイ!

万全を目指して直前まで啓発活動

地元テレビ局の取材

実演では地元テレビ局の取材も受けた

京都マラソンでは、日曜日の大会当日だけでなく、その直前の金曜日、土曜日の2日間も、ゴール地点の平安神宮すぐそばにあるランナーの受付会場「みやこめっせ」でイベントが行われています。

今年もオムロンは会場内にブースを出し、救急救命の重要性を啓発するとともに、当日万一の事態に遭遇しても対処できるよう、皆さんにオムロンのAEDを使った救急救命を体験していただきました。

小さなお子様含め、多くの方が心肺蘇生法を体験していた

小さなお子様含め、多くの方が心肺蘇生法を体験していた

オムロンブースで説明に耳を傾ける門川市長

オムロンブースで説明に耳を傾ける門川市長

お子様からお年寄りまで、多くの方がインストラクターの説明に耳を傾け、心肺蘇生法などを体験していましたよ。やはり皆さん、マラソン当日のことを考え、万一のときに対処できるようにという思いがあったのでしょうか? 一般の方だけでなく、テレビやラジオの取材を受けたり、お忙しい合間を縫って門川市長もお見えになったりするなど、オムロンブースは常に盛況で、健康管理や救急救命に対する関心の高さがうかがえました。

夏目先生の説明を真剣に聞くサポーターの皆さん

夏目先生の説明を真剣に聞くサポーターの皆さん

皆さん迷うことなくすぐにAEDを使いこなせていた

皆さん迷うことなくすぐにAEDを使いこなせていた

ブースの出展だけではありません。

京都マラソンでは「ファーストエイド・サポーター」と呼ばれるボランティアによる救命処置を推進するため、「ファーストエイド講習」が開催されています。

同講習では、京都橘大学の夏目美樹先生が、理論と実践の両面からていねいに救急救命の手順を教えてくださいました。スライドで概要を把握したあと、実際に人形とAEDのトレーニング機を使って、心肺蘇生法とAEDの使い方を学びます。わからない方には、オムロンのトレーナーがお手伝い。皆さんすぐに使いこなしていましたよ。

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