「京都マラソン2017」に行ってきました!
今回は、「京都マラソン2017」をリポートします。駅伝は京都発祥といわれ、今年で100年目を迎えるそうです。これを記念して、今年のマラソンも大いに盛り上がっていました。マラソン当日だけでなく、その前日に行われたイベントもご紹介します。
記念の年にオムロンも協賛

古都を巡るマラソンを成功させるために
今年は、最初の駅伝が京都の三条大橋から始まって100年目という、記念の年だそうです。その2017年に京都で行われるマラソンとあって、市内は前日から大いに盛り上がっていました。オムロン ヘルスケアは、今大会を成功させるため、ゴールドパートナーとして協賛し、お手伝いすることとなりました。
当日ゴールとなる平安神宮のそばに位置するイベント会場「みやこめっせ」では、大会2日前の金曜日から京都マラソンを盛り上げるさまざまなイベントが行われていました。

門川市長、ラジオDJの川原ちかよさんが、ステージ上でAEDによる救助を体験
取材当日の土曜日は、森脇健児さんと千葉真子さんによるトークショーのあと、メインステージに門川大作京都市長が登場。AEDの重要性について語られるとともに、実際の使い方も紹介されました。「前日の練習だけで、簡単に使えた」と市長もおっしゃるように、胸骨圧迫やAEDの装着などの手際も、非常にスムーズ。オムロンのAEDの使いやすさが伝わってくる場面でした。最後は、大会のためにオムロンが130台のAEDを貸し出したことに触れられ、「オムロンさんありがとー!」とのお言葉をいただきました。

心配された雨もなく、当日は絶好のマラソン日和となった
万全の救護体制で無事に終了!
心配された雨も前日で止み、大会当日は絶好のマラソン日和となりました。会場の西京極総合運動公園は、朝早くからこの日を待ちわびた参加者で埋め尽くされました。天候は良かったものの、さすがに2月の京都ということもあり、コース上には凍結した場所も見られました。
来場者には、マラソンコースと各「盛り上げポイント」、ランナーが通過するおよその時刻が記載された応援ガイドが配られていました。大会当日は市内が交通規制されるため、同ガイドには交通規制のエリアとその予定時刻も掲載されています。

市長を始め、山中教授やアスリートなど、そうそうたるメンバーが応援に駆けつけた
スタート間近の8時50分、スタート地点に設けられた壇上には、地元ということで、京都大学の山中伸弥教授や、桧山進次郎さん、千葉真子さん、青木愛さんなどの京都出身アスリートのほか、森脇健児さん、本田望結さんなど著名な顔ぶれが「応援大使」として登場。次第に会場も盛り上がってきます。ちなみに、山中教授がマラソンを趣味としていることは有名で、過去にも京都マラソンに参加されています。もちろん今大会も出走され、自己ベスト更新(3時間27分45秒)という記録を残されました。

ハンディキャップをまったく感じさせない、力強いスタート!
京都マラソンでは、一般のマラソンの前に、車いすマラソンがスタートします。車いすと聞くと、「どこへ行くのも大変」というイメージが先行してしまいますが、疾走する選手の姿には、そんな負のイメージを感じさせない力強さがありました。颯爽と駆け抜けていった10選手のゴール姿もとらえたかったのですが、直後にスタートする一般の参加者がすべてスタート地点を通過し終わるまでの20分ほどの間で、すでにゴールの嵐山(区間6.1km)に到達していたもよう。電車で追いかけても間に合わないほどの力走でした。

スタートの合図とともに一斉に駆け抜ける参加者
そしてついにマラソンがスタート! フルマラソンとペア駅伝が同時にスタートです。壇上の「応援大使」から応援を受けつつ、皆さん力強く、そして楽しそうに走り抜けていきます。スタートを待つ参加者は競技場からあふれるほどの長い列をなしており、すべての参加者が会場をあとにするまで20分もかかりました。
競技場をあとにすると、最初の見どころはやはり嵐山。有名な渡月橋がかかる桂川のそばを走ります。記者が訪れた10時過ぎには、早くもチェックポイントの制限時間が近づいており、カウントダウンが始まっていました。ここで早々に脱落する人も……。ハードです。


最初の見どころである嵐山を力走する参加者

前半の山場である仁和寺前。オムロン社員も応援
さらに進んで、前半の山場といえる仁和寺に。門前ではお寺のお坊さんたちも大きな声で応援していました。京都マラソンには、東日本大震災と熊本地震の復興支援というメッセージも込められているため、「ひろげよう! 復興の輪と心の和」という垂れ幕を下げての応援です。お寺の前で、オムロン社員もいっしょにランナーを応援しました。
マラソンも後半に入ってきて、ランナーは賀茂川の河川敷を走ります。するとコースのすぐそばに救護所を発見! スタッフの方は常に忙しそうに動いています。

約400mごとに設けられている救護所。万全の体制でランナーを見守る

救護所と、治療器具に混じって置かれたAED。鮮やかな赤で目立ちます!
忙しい合間を縫って中を見せていただくと……、ありました! オムロンのAED「HDF-3500」! いざというときに備えて、さまざまな治療器具などといっしょに置かれています。当日は約400mごとに、計130台ものAEDが配備され、万全の体制が整えられていました。
ちなみに、取材中も救護されていた参加者がいらっしゃいましたが、適切な処置の結果、すぐに回復して元気に復帰。何事もなくて安心しました。
そして、長い道のりを経てついにゴール!
大観衆が見守るなか、平安神宮前に次々とランナーがゴールインしてきます。ゴール地点では門川市長が恒例のお出迎え。参加者の労をねぎらいます。


大鳥居を目指して参加者が次々とゴール。 もちろん、ゴール地点でも救護体制は万全。ゴールした安心感から気力が途切れることがあるため、とくに注意が必要
そうした参加者の安全を見守るのは、ゴール地点で待機する救護サポーターや医師の皆さん。実際、ゴール後に倒れ込んでしまう人もいましたが、適切な処置により無事回復していました。こうした裏方の皆さんのはたらきによって、京都マラソンの安全が守られているんですね。
オムロンも微力ながらお手伝いができて光栄でした。なお、提供させていただいたAEDが使われることはなかったとのことですが、裏を返せば皆さんが無事に終えられたということですから、それがいちばんの喜びです。
皆さん、お疲れ様でした!
~ こんなこともありました ~オムロンブースも大盛況!

オムロン ヘルスケアのブース。2日間とも大盛況だった

恒例の京都マラソン限定の写真シール。取材時も20分待ちの長い列ができていた
前日の「みやこめっせ」でのイベントには、オムロンもブースを出展していました。とくに人気があったのは、「京都マラソン2017」限定の写真シール。長蛇の列ができていました。

足を止めて真剣に使い方の説明を聞く来場者

「みやこめっせ」内の別会場で行われたAEDの実演講習。多くの人が参加していた
もちろん、AEDの展示も。興味をもたれた来場者も多く、真剣に説明を聞いてくださいました。ほかにも、特別に会場を用意したAEDの実演講習も開催され、救急救命の基礎から、AEDの使い方、胸骨圧迫の仕方まで、実際に体験していただきました。
選任製造販売業者
オムロン ヘルスケア株式会社
〒617-0002 京都府向日市寺戸町九ノ坪53番地
URL : https://www.healthcare.omron.co.jp